
いい人なんだけど、好きかどうかわからない
嫌いじゃない。でも会ってもキュンとしない
婚活をしていると、そんなふうに迷うことがありますよね。
結論からいうと、ドキドキしないという理由だけで、その相手を結婚候補から外すのはもったいないです。
私自身、旦那に最初からドキドキしていたわけではありません。それでも結婚し、今は3人の子どもを育てながら家族として暮らしています。
結婚生活は何十年と続くもの。
大切なのは、今どれだけキュンとするかよりも、
一緒にいて自然体でいられるか、困ったときに支え合えるか、家族としてチームになっていけるかです。
この記事では、私の体験をもとに、好きじゃない人と結婚するメリット・デメリットと、ドキドキしない相手を見極める5つのポイントを紹介します。
「好きかわからない人と結婚しても大丈夫?」と悩んでいる方の参考になればうれしいです。
【体験談】私は「ドキドキしない人」と結婚しました

私は今の旦那と出会ったとき、「この人、大好き!」と燃え上がるような気持ちはありませんでした。
婚活中は、会えないと不安になったり、LINEの返信ひとつで一喜一憂したりする相手のほうが「好き」だと思っていたんです。
でも旦那とは違いました。
- LINEが遅くてもあまり不安にならない
- 嫌われないように頑張らなくてもいい
- 一緒にいて疲れない
当時は「ドキドキしないし、好きじゃないのかも」と感じていました。
でも今振り返ると、ドキドキしなかったというより、不安が少なかったんですよね。

今思えば、安心してたんやと思う。
旦那は、婚活を始めたころに思い描いていた理想の条件にすべて当てはまる人でもありませんでした。
それでも、
・生理的に嫌ではない。
・一緒にいて無理がない。
・結婚生活を壊しそうな致命的な問題もない。
そういう部分を見て、私は結婚を決めました。
結婚後は、仕事やお金、妊娠・出産、子育てなど、恋愛中にはなかった問題もたくさん出てきます。
そんなときに大切なのは、付き合い始めにどれだけキュンキュンしていたかではなく、
「じゃあ、どうしようか」と一緒に考えられるかでした。
今ものすごく好きな人と結婚しても、30年後の夫婦関係は誰にもわかりません。
反対に、お見合いなどで最初は強い恋愛感情がなくても、何十年も支え合って暮らしている夫婦もいます。
未来は誰にもわからないからこそ、今ドキドキしないという理由だけで相手を切るのは、もったいないです。
好きじゃない人との結婚は珍しい?割合とメリット・デメリット

マイナビウーマンが既婚女性397人を対象に行った調査では、7.8%が「好きじゃない人と結婚した」と回答しています。
397人中31人なので、13人に1人はいる計算です。
ちなみに私も、この7.8%のひとりです。
最初から大恋愛でなければ結婚するべきではない、というわけではありません。
※マイナビウーマン調べ・2018年公開記事より
出典:マイナビウーマン「好きじゃない人と結婚した既婚女性は7.8%」
好きじゃない人と結婚するメリット
強い恋愛感情がない相手には、比較的冷静に向き合いやすいというメリットがあります。
恋愛中は、「ちょっと気になるけど、大好きだから♡」と欠点に目をつぶってしまうこともありますよね。
でも結婚すると、恋愛中には気にならなかったことが生活に直結します。
たとえば、
- お金の使い方
- 仕事への考え方
- 家事や子育てへの考え方
- 嘘をつかないか
- 一緒に生活して疲れないか
といったことです。
ドキドキに振り回されていないぶん、こうした部分を冷静に見やすいのはメリットです。
また、相手のLINEひとつで一喜一憂したり、「嫌われたらどうしよう」と常に不安になったりしにくいのも大きいです。
一緒にいると落ち着く。安心できる。
恋愛中は地味に感じるこの感覚が、長い結婚生活では大きな価値になります。
好きじゃない人と結婚するデメリット
一方で、ときどき「これでよかったのかな」と感じることはあるかもしれません。
たとえば、
- 恋愛リアリティーショーや恋愛ドラマを見て羨ましくなる
- 大好きな人と結婚した友達と比べてしまう
- ケンカをしたときに「大好きな人なら許せたのかな」と考える
- 昔、大好きだった元彼を思い出す
などです。
でも、それだけで「結婚相手を間違えた」とは限りません。
他人の夫婦はよく見えますし、恋愛ドラマには毎日の家事やお金、子育て、親戚付き合いまでは映りません。
「別の人と結婚していたらどうだったかな」と考える瞬間があっても、それだけで今の結婚生活が失敗になるわけではありません。
大切なのは、周りと比べたときではなく、今の自分がその生活をどう感じているかです。
ドキドキしない相手と結婚していい?見極め方5つ

では、婚活で出会った相手にドキドキしないとき、何を基準に判断すればいいのでしょうか。
私は「どれだけ好きか」だけでなく、次の5つを見てほしいです。
1.生理的に嫌ではない
まず大切なのは、生理的に無理ではないことです。
ただし、「顔がタイプではない」と「近くにいるのも嫌」は別物です。
容姿は、結婚して何十年も経てばお互いに変わります。
見た目が理想どおりかよりも、
- 近くにいて不快ではない
- 触れられることに強い拒否感がない
- 一緒に食事や生活ができそう
という感覚を見たほうがいいです。
多少タイプではなくても、一緒に過ごすうちに気にならなくなることはあります。
でも、強い生理的な拒否感があるなら、無理をする必要はありません。
2.その人といる自分を好きでいられる
婚活をしていると、「私はこの人をどれだけ好き?」ばかり考えてしまいがちです。
でも同じくらい大切なのが、「この人と一緒にいるときの自分を好きでいられる?」という視点です。

相手より、その人といる自分を見てみてみて。
相手に好かれるために無理をする。
嫌われないように言いたいことを我慢する。
いつも自信をなくしてしまう。
そんな関係より、変に取り繕わず、普段の自分でいられる相手のほうが、長く一緒に暮らすにはラクです。
相手のスペックやドキドキだけではなく、「この人といるときの私は、どんな自分?」と一度考えてみてください。
3.不安より安心を感じる
恋愛のドキドキには、「好き」だけでなく不安が混ざっていることがあります。
LINEが返ってこない。
嫌われたかもしれない。
他に好きな人がいるかもしれない。
そんな状態を、「こんなに気になるんだから好きなんだ」と感じることもあります。
私も旦那と付き合ったとき、それまでの恋愛ほど不安になりませんでした。
当時は「ドキドキしない」と感じていましたが、今なら安心できていたんだとわかります。
もちろん、ときめく恋愛が悪いわけではありません。
ただ、結婚相手を見るときは、刺激の強さだけでなく、その人といると心が安定するかも見てほしいです。
4.お金や結婚生活の価値観に大きなズレがない
結婚すると、恋愛だけではなく生活そのものを共有します。
特に確認しておきたいのは、
- お金の使い方や貯金
- 仕事への考え方
- 家事の分担
- 子どもを望むか
- 子育てへの考え方
- 親との付き合い方
などです。
すべて同じである必要はありません。
むしろ夫婦でも意見が違うことはあります。
重要なのは、価値観が完全一致していることではなく、違ったときに話し合えることです。
結婚生活では、自分の思いどおりにならないことが必ず起こります。
そのときに「じゃあ、どうする?」と2人で考えられる相手なら、家族としてチームになっていけます。
5.借金・酒癖・浮気など致命的な問題がない
個人的には、「キュンとするか」より先に確認してほしいポイントです。
たとえば、
- 隠している借金
- ギャンブル
- 浪費癖
- 酒癖の悪さ
- 浮気を繰り返す
- 平気で嘘をつく
- 暴言やモラハラ
- お金や仕事について大きな隠し事をする
などです。
どれだけ好きでも、こうした問題があると結婚生活そのものが苦しくなる可能性があります。
恋愛感情が強いほど、「でも好きだから」と見ないふりをしてしまうこともあるでしょう。

キュンより、借金・酒癖・浮気のほうが結婚には致命的やで。
だから婚活では、「この人をどれだけ好きか?」だけでなく、「この人と現実の生活を続けられるか?」という視点も必要です。
ドキドキは少なくても、誠実で、お金の感覚がまともで、何かあれば話し合える。
そういう相手は、長い結婚生活では大きな安心材料になります。
5つのポイントを見ても大きな問題がないのに、「なんとなく好きじゃない」と迷うなら、その気持ちが本当に相手への違和感なのかも考えてみてください。
「結婚するなら、もっとドキドキするはず」
「友達みたいに大恋愛で結婚したい」
「もっと条件のいい人がいるかも」
そんな周りの目や理想の結婚像と比べて、目の前の相手を物足りなく感じているだけかもしれません。
大切なのは、周りから「羨ましい」と思われる相手かではなく、自分がその人と穏やかに暮らしていけるかです。
まとめ|ドキドキしないだけで相手を切らなくていい

好きじゃない人との結婚に、絶対の正解はありません。
迷ったときに見てほしいのは、この5つでした。
- 生理的に嫌ではない
- その人といる自分を好きでいられる
- 不安より安心を感じる
- お金や結婚生活の価値観に大きなズレがない
- 借金・酒癖・浮気など致命的な問題がない
今大好きな人と結婚しても、何十年後の関係は誰にもわかりません。反対に、最初は強い恋愛感情がなくても、結婚生活がうまくいく夫婦もいます。
正直に言うと、私の場合、恋愛としての「好き」があとから強く湧いてきたわけではありません。
代わりに生まれたのは、家族としての情や絆でした。恋愛の「好き」とは、まったく別のものです。
そして私の結婚生活には、そっちのほうがずっと必要でした。
結婚生活で大切なのは、ずっとドキドキできるかではなく、困難が起きたときに一緒に考え、支え合い、家族としてチームになれるか。
そして、相手をどれだけ好きかだけではなく、その人といる自分を好きでいられるか。
この5つを基準に相手を見てみると、「好きかわからない」という気持ちだけで迷うより、結婚後の生活を具体的に考えやすくなります。

ドキドキせんからって、すぐ切るのはもったいないで。
「キュンとしない」「ドキドキしない」だけで、安心して一緒にいられる人を手放さないでください。
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