「条件はいいのに、どうしても好きになれない」
「ドキドキしない相手と結婚して、後悔しないかな?」
婚活をしていると、こんな壁にぶつかることがあります。
私も30代で婚活をして、街コンやお見合い、婚活パーティーに何十回と参加しました。
そのなかで、「いい人だけど好きになれない」と何度も悩みました。
最終的に結婚した夫にも、燃え上がるようなドキドキはありませんでした。
それでも結婚5年目の今、夫と結婚してよかったと思っています。
この記事では、ドキドキしない相手を見極める5つの基準と、
無理に進めないほうがいい場合を、私の体験からお伝えします。

当時は大好きな相手じゃないと幸せになれないと思ってたよ
婚活で好きになれないのは、結婚をやめるサインではない

結論から書くと、婚活でドキドキしないことは、必ずしも相手と合っていない証拠ではありません。
婚活では、プロフィールを確認してから相手と会い、
数回のうちに「好きになれそうか」「結婚相手として考えられるか」を判断します。
学校や職場で何度も顔を合わせる恋愛とは違い、初めから相手を評価する目で見ています。
その状態で、すぐに強い恋愛感情が湧かなくても不思議ではありません。
まずは、自分の「好きになれない」がどれに当たるかを考えてみてください。
| 今感じていること | 判断 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| ドキドキしない・ときめかない | 急いで断らなくていい | また会いたいと思えるか |
| いい人だけど好きになれない | もう少し見てもいい | 自然体で話せているか |
| 一緒にいると疲れる | いったん立ち止まる | 気をつかいすぎていないか |
| 生理的に無理と感じる | 無理に進めない | 強い拒否感を我慢していないか |
| 見下される・否定される | 進めない | 対等な関係を築けるか |
「好きじゃない」と「ドキドキしない」は、同じではありません。
嫌悪感があるのか、まだ相手をよく知らないだけなのか。
ここを分けることが、最初の判断になります。
好きじゃない人と結婚した女性はいる?

Domaniが30〜49歳のワーキングマザー120人を対象に実施したアンケートでは、
「好きじゃない人と結婚したことがある」と答えた人は16.7%でした。
参考:Domani「好きじゃない人と結婚するのはなぜ?理由やうまくいくコツ」
小規模な読者アンケートなので、日本の女性全体の割合を示す公的統計ではありません。
それでも、結婚した人全員が「大好きでたまらない」という気持ちだけで相手を決めたわけではないことは分かります。
ただし、「好きじゃない人と結婚した人がいるから大丈夫」とは言い切れません。
大切なのは、ドキドキの代わりに何があるかです。
安心できる。尊敬できる。本音を言える。
そんな気持ちまで何もないのに、年齢や条件だけで結婚を急ぐ必要はありません。

その人といて、自分が好きになれますか?
「好きじゃない人と結婚」で検索する人が不安なこと

好きじゃないのに交際を続けるのは相手に失礼?
今すぐ恋愛感情が湧かなくても、交際を続けること自体は失礼ではありません。
婚活中は、お互いに相手を知っている途中です。
最初から「この人しかいない」と思えなくても、
もう一度会いたいかな、もう少し話してみたいと思えるなら、関係を続けて構いません。
ただし、「もう会いたくない」と答えが出ているのに、条件がいいという理由だけで引き延ばすのはやめましょう。
恋愛感情が強くならなくても結婚できる?
必ずしも、後から相手を大好きになる必要はありません。
婚活で見るべきなのは、「いつか恋愛感情が強くなるか」より、
「この人を信頼できそうか」「もう少し知りたいと思えるか」です。
ドキドキしない相手を見極める5つの基準

結婚相手を決めるとき、ときめきの代わりに何を見ればいいのでしょうか。
結婚してから「こっちのほうが大事だった」と分かった5つの基準を紹介します。
1.ムカついたときに言えるか
もっとも重要な基準です。
結婚生活では、どれだけ相性がよくても腹が立つことがあります。
「今の言い方は嫌だった」
「それは私ばかり負担が大きくない?」
そう思ったときに、言える相手でしょうか。
私は夫にムカついたら、比較的すぐに言えます。
言い方を間違えて喧嘩になることはありますが、嫌われるのが怖くて何も言えない関係ではありません。
本音を隠したままでは、家計や子育て、親との付き合いなど、大切な話ができません。
好きすぎて嫌われるのが怖い相手より、
腹が立ったときに本音を言える相手のほうが、私には合っていました。

お互い不満を言い合えるのは、いいなと思う!
2.主導権がどちらかに偏っていないか
デートの場所や日程は、いつもどちらが決めていますか。
一方がすべてを決め、もう一方が合わせ続ける関係になっていないでしょうか。
私たち夫婦は、夫の意見だけですべてが決まるわけでも、私が一方的に押し切るわけでもありません。
年収が高いほうが偉いとも考えていません。
意見が違えば話し合い、二人が納得できる場所を探します。
デート中から、任せるばかりでもなく、相手がこちらの希望を聞くか、
意見が違ったときに話し合えるかを見てください。
3.お金の感覚が近いか
結婚すると、お金の話を避けて通れません。
わが家では、お互いの収入を一か所に集め、家族のお金として共同管理しています。
夫は、私が希望したこの方法に納得してくれました。
個人の年収が高くても、「自分が稼いだお金は自分のもの」という人だったら、私は一緒に生活できなかったでしょう。
反対に、夫の年収は私が婚活中に希望していた金額より低めでしたが、家計の方向性を二人で決められます。
大切なのは金額だけでなく、お金について隠さず話せることです。

年収が高くても、浪費家だったらしょうがないしね。
4.許せないことのラインが近いか
店員さんに横柄な態度を取る。
約束を軽く扱う。
家族や友人の悪口を平気で言う。
何を許せて、何を許せないかには、その人の価値観が表れます。
趣味や食べ物の好みより、人として許せないラインが違うほうが、一緒に暮らす負担になります。
「同じことで笑えるか」だけでなく、「同じことに腹を立てられるか」もぜひ見てください。
5.一緒にいるときの自分を好きでいられるか
「誰を好きか」より「誰といるときの自分が好きか」という言葉があります。
蒼井優さんはインタビューで、この言葉を本で知り、人と会った帰り道に「今日の自分は好きだったか」と自問していると話しています。
参考:ウートピ「“誰を好きか”より“誰といるときの自分が好きか”の本当の意味」
この言葉は、結婚した今の私にも刺さります。
無理によく見せようとしていないか。
嫌われないように、言いたいことを飲み込んでいないか。
仕事を続けたいという希望を素直に話せるか。
帰り道に「今日の自分、無理していたな」と思う相手より、「普通にしゃべれたな」と思える相手。
ドキドキしなくても自分らしくいられたなら、急いで結論を出さなくて大丈夫です。

その人と一緒に過ごせた自分は好きだった?
【体験談】夫にはドキドキしなかった。でも、不安にもならなかった

私が夫と出会ったのは街コンです。
私は夫に、燃え上がるようなドキドキを感じたことがありません。
会う前日にそわそわすることもなく、LINEの返事がすぐに来なくても気になりませんでした。
以前の恋愛では違いました。
返信が来ないと何度もスマホを確認し、既読がつかない理由を考え、勝手に落ち込んでいました。
大好きな人との恋愛も、高スペックな男性と付き合う優越感も、
そのときは楽しかったし、経験できてよかったと思っています。
でも、夫との関係には、恋愛の高揚感と一緒にあった不安がありませんでした。
LINEの返事が遅くても、嫌われたとは考えない。
次に会えるか分からないと焦ることもない。
どちらかが強く誘ったわけでもないのに、自然と週に1〜2回会うようになりました。
当時は「盛り上がっていないな」と感じていました。
でも今振り返ると、盛り上がっていなかったのではありません。
不安になる材料がなかったのです。
私がドキドキと呼んでいたものには、返事が来ない不安や嫌われる不安も混ざっていました。
夫との間には、それがありませんでした。
ドキドキがなかったのではなく、不安がなかった。
この二つは、まったく違います。

その相手に不安はある?
結婚は恋愛の続きだけではなく、一緒に生活をつくること

大好きな人と結婚し、その人の前で自分らしくいられて、対等に話し合えるなら、それが一番です。
ドキドキする恋愛を否定する必要はありません。
ただ、一緒に生活して家族になるには、気持ちの強さだけでは進められない場面があります。
家計、働き方、子ども、家事や育児、親やきょうだいとの付き合い。
結婚後は、二人で決めることが続きます。
家族の方向性を決めるたびに、「こんなことを言ったら嫌われるかな」と本音を飲み込んでいたら、話が進みません。
私は夫に、後から燃え上がるような恋愛感情を抱いたわけではありません。
その代わり、一緒に生活し、家事を分担し、3人の子どもを育てるなかで、夫への信頼や家族としての絆が積み重なってきました。
大好きかどうかだけでなく、この人と問題を一緒に解決できるか。
結婚では、こちらのほうが長く効きます。

結婚生活にはいろいろな課題もでてくるのよー
進めないほうがいい「好きになれない」3つ

すべての「好きになれない」が、時間をかければ解消するわけではありません。
次の3つに当てはまる場合は、無理に進めないでください。
生理的に無理だと感じる
匂い、声、食べ方、触れられることなどに強い拒否感があるなら、無理に慣れようとする必要はありません。
結婚すれば、相手との距離は交際中より近くなります。
「条件がいいから」と自分の拒否感を押し込めないでください。
会った後にいつも疲れたり落ち込んだりする
毎回相手に合わせすぎて疲れる。
話を否定され、自信をなくして帰る。
見下されたような気持ちになる。
この場合は、ときめきの問題ではありません。
一緒にいるときの自分が小さくなっていないか、関係のバランスを見直してください。
言いたいことをずっと飲み込んでいる
関係が浅いうちは、誰でも多少は気をつかいます。
しかし、会う回数を重ねても「これを言ったら嫌われる」と本音を隠し続けているなら、
その相手と家族になった自分を想像してください。
小さな意見を伝えたとき、相手が聞こうとしてくれるかを確認しましょう。
仮交際で好きになれないときに試したい3ステップ

ステップ1.「好きになれるか」以外の目的で会う
次のデートでは、「好きになれるか」を判定するのをいったんやめます。
代わりに、お金の使い方、店員さんへの態度、予定が変わったときの反応など、一つテーマを決めて会ってください。
恋愛感情を採点するより、相手の人柄が見えやすくなります。
ステップ2.前回より気持ちがどう変わったかを見る
何回会うべきかに、全員共通の正解はありません。
会うごとに話しやすくなり、次は別のことを聞きたいと思うなら、もう少し続けて構いません。
反対に、会うほど気持ちが重くなり、次の約束が苦痛になるなら、その変化を無視しないでください。
回数ではなく、少しずつ信頼できるようになっているかを見ます。
ステップ3.一人で決めずに相談する
結婚相談所で活動しているなら、結論を出す前に担当者へ相談してください。
仮交際の期間やルールを確認しながら何に迷っているのかを話すと、
本当に相手が嫌なのか、まだ判断材料が足りないのかを整理できます。

今、相手に感じていることを客観的に聞いてもらうのもいいね
婚活に疲れて誰も好きになれないなら、休んでいい
毎週お見合いをして、プロフィールを比べ、会うたびに相手を判定する。
これを繰り返せば、婚活そのものに疲れます。
誰に会っても同じに見え、次の予定を考えるだけでしんどいなら、自分の気持ちに余裕がなくなっている可能性があります。
お見合いや検索の回数を減らし、婚活を考えない時間をつくってください。
立ち止まることも、婚活を続けるための選択です。
まとめ|ドキドキしないだけで切らなくていい

婚活で相手を好きになれないからといって、自分を責める必要はありません。
ただし、「好きじゃない」と「ドキドキしない」は分けて考えてください。
生理的に無理で、会うたびに苦しくなる相手を条件だけで選ぶ必要はありません。
一方で、次のような相手なら、もう少し会ってから判断しても遅くありません。
- ムカついたときに本音を言える
- 主導権がどちらかに偏っていない
- お金の感覚が大きくズレていない
- 許せないことのラインが近い
- 一緒にいるときの自分を好きでいられる
ドキドキしないという理由だけで、急いで相手を切らなくても大丈夫です。
相手をどのくらい好きかではなく、その人といる自分を好きでいられるか。
次に会った帰り道に、一度考えてみてください。

大好きになれなくても、家族になれるよ!
一人で決めきれないなら、相談できる婚活方法もある
仮交際で「この人と結婚を考えていいのか分からない」と迷ったとき、一人で答えを出さなくていいのが結婚相談所のメリットです。
条件では見えない相性や、自分が引っかかっている理由を担当者と整理できます。
まずは無料相談で、紹介可能な相手やサポート内容を確認してみてください。

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